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税金と言っても色々です。


時期柄、この一週間で「税金がもどりました。」「税金を取られるらしいんですよー。」という会話があったのですが、そのお二方はまったく違う税金のことを指していっていたのです。前者は学生でアメリカに来られていた方で、Social Security/MedicareTaxが引かれていたので、訂正申請をサポートしました。そのSS/Med Taxの還付でした。後者は、どうやらProperty Tax(固定資産税)でした。確かに、多くの方は、政府関係に取られるものは、すべてひっくるめて「税金」と思われるのだ、とはっとさせられました。

ここでは、タックス時に耳にするアメリカの税金の種類を紹介します。

1.Income Tax: 所得税:国、州、地方自治体の税 日本では、国家が徴収する所得税以外に、地方税、住民税があります。所得にかかります。

2.Capital Gain Tax:譲渡所得税株売買の儲け分にかかってきます。資産、家、事業資産の売買時にも適用されます。(ご自宅には例外措置あり。)

3-1.Payroll Tax: 給与税従業員にとっては、天引きされるSocial Security TaxとMedicare Taxが該当します。内容はTaxというより、保険です。Social Security Insurance,Medicare Insuranceといったほうがすんなりきます。雇用主と従業員が折半して納めます。普段気が付きませんが、日本の厚生年金のように、会社が半分払ってくれるベネフィットがあります。

3‐2.Self-Employment Tax:自営業保険的税金とこじつけます。上記のPayroll Taxと同じ内容ですが、個人営業の方は、自ら雇用主と従業員として、このTaxを支払います。経費を引いたあとの純利益から計算されます。

4.Real Estate Tax/Property Tax:固定資産税。テキサス州ダラス地方は現在、土地家屋の評価額が急上昇中で、固定資産是も値上がり、驚いた人も多いでしょう。使い道は、地域の学校の費用が主です。インフラの整備、市町村の公共整備等に使われます。

5.Sales Tax:消費税。州と市町村の収入限です。

上記、ものによっては、税金の控除の項目になることもあるので、「税金」とひとくくりにする前に、当方に書類を見せてくださいね。また、アメリカには相続税は有りませんが、”Estate Tax"という故人の財産自体に税金がかかってきます。

実はまだ税金の種類はたくさんあります。。。 私たち、ふんだくられている、とみるか、公共サービスと保険とみるか。トランプ氏に聞いてみたいです。彼は警備サービス費というかもしれませんね。

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