アメリカ税制解説
リファンドの増減の理由 Elements that affect Refund

タックスリターンが増える要素

リターンがあるときは嬉しいものですね。このリターンはどこから来るのでしょうか? それは、お給料から源泉徴収された税金と一部のクレジットからです。

 

クレジットとは、税金自体を減らす税制上の項目です。 控除とは厳密にいうと違います。

クレジットの中には、補助・福祉の意味を持ち、国家の財源から供出されるものがあります。納めた以上の税金の還付がもらえる場合もあります。代表的なクレジットは、Earned Income CreditやAdditional Child Creditです。

タックスファイリング(確定申告)時には、控除やクレジットを納税者のFiling Status(婚姻・扶養家族によるお立場)を加味して計算します。源泉徴収された税金が計算された課税金額より多い場合に、差額が還付されます。これをリファンド、または、タックスリターンといいます。

タックスリターンが増える代表的要素として以下の項目が挙げられます。
 

  ・源泉徴収額を増やした

        ・収入が一定の金額以下

        ・結婚して、夫婦合算でタックスファイリングをした

  ・扶養家族が増えた

        ・子供が生まれた

        ・16歳以下の子供がいる

        ・ビジネスで損をした

        ・投資で損をした

  ・引っ越し代を自分で負担した

        ・家を住宅ローンで購入し、利息を多く払っている。

        ・多額の寄付をした

  ・車を購入し、Sales Taxを払った(州税がない州)

        ・省エネ暖房・冷房機器などを購入した

  ・海外での収入への所得税がある

        ・老後に向けてのリタイアメントファンドを始めた

        *上記に限らず他の要素もあります。

 

リファンドが減る・タックスの払い込み状態が起きやすい要素

一方、リターンがあると期待していたとは裏腹に、タックスファイリングをしたときに払い込みです、と言われてショックを受けることもあります。払い込みは計算されたタックスが源泉徴収の金額を超えたときに発生します。

 

要素としては、以下が考えられます。
 

   ・お給料があがった

   ・お給料が上がったが、源泉徴収を調整しなかった

   ・子供が17歳になった

   ・扶養家族が減った

   ・従業員ではなく源泉徴収されないコントラクターとしての収入がある

   ・フェローシップをもらった

   ・賞与をもらった

   ・ビジネス収入があるが源泉徴収の代わりの事前納税をしなかった

   ・株や配当金があった

   ・海外での収入があった

以上、簡単にまとめましたが、実際はもうすこし複雑です。