• Ken

12月にするタックスの準備


来年のタックスのことを今お話するのは、鬼が笑いますね。 私自身の会計もまだ整理していないのに、何が来年のタックスだ、と正直思います。 それでも、今やっておくと後でお得(?)ということもあります。以下、簡単ですが、まとめました。

1.健康保険

健康保険に入っていない方は、Affordable Care Act (通称“オバマケア”)または、保険業者さんにお問い合わせの上、ご加入をお考え下さい。”オバマケア”はトランプ大統領が廃止する、という公約を掲げて当選しましたが、いまだに苦戦しているようです。従って、オバマケアは、いまだに健在です。但し、加入期限を敢えて宣伝しない、という意地悪作戦があるため、締め切り期限の情報が少ない現状です。

アメリカ政府が中心になって提供している健康保険は Healthcare.gov から加入できます。加入できる期限は11月1日から12月15日となっています。ご収入によりますが、加入していませんと、タックスファイリング時に罰金が発生いたします。

2.自営業・コントラクターの方

  • レシート・会計の整理・走行距離の記録ー面倒ですが、来年一気にまとめようとすると、レシートが見つからなかったり、てんやわんやとなってしまいます。Thanksgiving-Christmasにシーズンがなだれ込む前に、時間を敢えて取ってレシートをそろえて、コピー、スキャン、写真をとっておくといいでしょう。レシートは熱感紙が多い為、しばらくほおっておくと、「真っ白!」のただの紙になってしまうこともあります。 尚、クレジットカードや銀行のStatementで用が足りる、と思われているかもしれませんが、厳密にIRSが認めてくれる経費の証拠は、何を購入したか、何を使ったかがわかる“Itemized”されたレシートです。

  • 経費の記録には、便利なAppもあります。 Expensify (https://www.expensify.com ) Concur (https://www.concur.com)

  • 顧客からの支払いを来年に繰り越してもらう一方、支払いは年内に済ませる。

  • 2018年1月15日が2017年Taxの最終Estimated Tax納税日ですので、出費を抑えて、お金を貯めておく。

3.価値の下がった株の売却

”Harvesting"という手法で、だいたいこの時期に成績の良くない持ち株を売り、節税につなげる、という技もあります。成績が悪い、というのは、買った金額より、今の株価のほうが低い状態のことを指します。売却後、Capital Lossが発生します。このCapital Lossは、一年ー$3000までマイナスでタックスに計上でき、課税収入を抑え、結果減税となります。

4.ITEMIZED DEDUCTION項目 (*2017年末の議会承認される税制改正の内容によりだいぶ変わります。)

  • お金による寄付・物品による寄付をする。レシートを必ずもらってください。

  • 物品の寄付の場合レシートはもらったが金額がかかれていない場合があります。その場合は、セコハン屋(例えばGoodwill)にて販売されている「実勢価格」を使います。Goodwillのウエブサイトにプライスリストがあると思います。又、以下のサイトも便利です。

  • https://www.amazinggoodwill.com/donating

  • 高額医療(主に一万ドルを超えるもの)が発生する方は、年内に医療費を支払う。クレジットカードは支払った時に、医療経費としてみなされるので、資金が苦しい場合は、クレジットカードで年内に支払っておくのも手です。

  • ハリケーン・洪水被害に遭ってしまった方は、当方の別ブログにある情報を集める。

  • モーゲージと固定資産税を別々に払われている方は、固定資産税を年内にしはったほうがItemized Deductionできるかろうかを考えておくといいでしょう。こちらもPlanningは必要ですが。

5.引っ越し・転職をされた方

  • 以前の雇用主の給与担当に住所変更の連絡をする。同時に、郵便局に住所変更、転送願いを出す。(オンラインでもできます。) 来年の一月31日までに雇用主はW2と1099-Miscを発行します。住所が正しくないと、タックスファイリング時にタックスの書類が手元に届きません。 

  • 特に転職をされて、前の会社のRetirement/pension/401Kから出金をされた方は、要注意です。1099-Rという書類がお手元に届かないままタックスをファイルしますと、IRSからお手紙が来る場合があります。Retirementのファンドをマネージしている会社より報告がIRSに提出されますので、タックスファイルをしたときに、IRSにて情報の照合ができないためです。結果多額の税金を払うことになってしまった方もいらっしゃいます。

6.69歳の方で401K, Retirement、Traditional IRAをお持ちの方

米国税制はいつまでもRetirementファンドを税金がかからないままでほおっておくということはしません。RMD=Required Minimum Distributionといって、70歳と半年を経た翌年の4月15日までに年金をファンドからおろしていかないといけません。強制引き落としです。従わない場合は、ファンドの金額の50%が罰金として取られます。 69歳になられる方は、是非ともTax Planningをしてください。 尚、Roth 401K, Roth IRAは該当しません。 

7.大学受験のお子様を持つご家庭

  • FAFSAの受付は10月1日より始まっています。2016年のTaxの情報をお手元に於いてApplyしてください。

  • 大学以外のスカラーシップ(例えばロータリークラブなど)の申し込みは10月-11月の締め切りが多いようです。

#オバマケア #健康保険 #引っ越し #転職 #医療費 #固定資産税 #69歳 #IRA #RMD #大学受験 #スカラーシップ #株 #CapitalLoss #タックスの準備

291 views